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2010年10月29日金曜日

エコちゃん かんしょ サツマイモ 実例

串間市の圃場です。
かんしょ(さつまいも)の栽培にエコちゃんを使用していただきました。
2010年5月20日に生分解性マルチエコちゃんとポリマルチを設置。
作付より約160日目の収穫です。


前日に、「収穫するからおいで~」という連絡に、
弊社の社長が早朝から出発、
写真のとおり4ウネを残していただいておりました。
順序が逆になりますが、まず全体説明画像です。
1~3が生分解性エコちゃん、4がポリマルチです。
では、最初に戻って、
まず、つる切機でつるを切断。
この作業は、エコちゃんも、ポリマルチも変わらない作業です。
足元のエコちゃんの分解の様子がわかりますでしょうか?
次がエコちゃんとポリマルチの相違点の一部で、
・撤去作業の有無
・処理費用の有無
ポリマルチの場合、この作業を延々と向こうの白いトラックまで続ける必要があります。
次は両者の収穫具合の確認。
「どちらも収穫量、質は変わらない。エコちゃんのほうは小ぶり(市場規格適合品)が多い」
との農場主の感想をいただきました。
うれしいです。
後は、芋ほり機で一気に掘り上げます。
もちろんこのときも
エコちゃんの残骸を放置のまま作業が進められます。
もう、この時点でエコちゃんの大半は堆肥化され、
残骸も新聞紙よりも弱い状態になっておりますので、
農機やトラクターの作業も問題なく行えます。
そしてまもなく、
エコちゃんは100%堆肥化(微生物のエサ化)されます。


マルチフィルム別に収穫比較作業、
これは通常の作業にはないオプション作業です。
それを、わざわざ私たちのためだけにやっていただき
本当に感謝しております。
農場主様、ご家族の方、本当にありがとうございました。
そして、平成19年より何度もご立会いいただき、
ご協力くださるJA大束かんしょ部会様にも
大変感謝しております。今後とも宜しくお願いいたします。


余談ですが、弊社社長はいまだに全自動フィルムカメラ。
この画像のレトロな質感もホッとしますね~。

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