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2012年6月14日木曜日

露地きゅうり 定植後28日目

定植後28日目、やっと収穫量が上がり始めました。
といっても、まだ本ヅル一本で1mほど。


葉は手の大きさと同じくらい。
芯も元気。ツルの状態もいい。
雄花。
本づる5,6節目の状態で、節なり、とまではいかないが雌花の数は多い。
梅雨時期ではあるが、花も流れることなく実をつけている。





2012年6月12日火曜日

イチゴ高設栽培システムの解体と構造の参考に

イチゴの土耕高設栽培システム。
イチゴの規格の記事が人気あるので、せっかくの撤去なので撮影してみた。
これを自作や再設・撤去する際の参考のためとして撤去の様子を簡単な説明でまとめる。

資材は主に、
  • H型の支柱
  • C鋼
  • 22㎜パイプ
  • エバーシート
  • タイベックシート
  • 50㎜コルゲート管
  • ラブシート
  • 培土
栽培期間中の様子。

真冬は腰に保温マルチをスカートとしてはかせる。
給水口。
ここから潅水チューブを接続。
排水溝。
循環も可能。
当システムではかけ流し。
以上が栽培時のディテール。

栽培を終え約1か月温熱密閉処理をして、苗と培土を乾燥させた。
そして給水パイプと排水パイプを撤去した状態。
ここから撤去が始まった。
乾燥で軽くなった培土+苗+ラブシート(黒シート)を除去した。
ラブシートの下にタイベックシート(白シート)が見えてくる。
下の画像では、左が撤去後、右が撤去前。
余談な説明だが、
ラブシートは防根・透水シートなので培土より上の環境を固定・安定化する働きをする。
タイベックシートは遮水・透気シートなので、
タイベックシートとラブシートの間にコルゲート管を設置し排水を促す。
培土下の排水機構は、下画像のようになっており、
そのまま、給水パイプ下から排水口まで伸ばし、
排水口側の処理は下画像2枚のようになる。
設置時には、この上にラブシートを被せパッカーで押さえ、培土の敷設となる。


コルゲート管、タイベックシートを除去すると、
22㎜パイプ、エバーシート、C鋼、H型支柱の構造物となる。
エバーシート(黒帯)は防水、遮熱、保温の役割を果たす。
エバーシートも簡単に取り外せる。
C鋼とエバーシートとコルゲート管を固定し、排水を良好に保つ。
ラブシート、タイベックシートを固定化していたのが22㎜パイプ。
パイプとH型支柱を固定しているのがTバンド。
これらも簡単に取り外せる。
C鋼とH型支柱を固定しているのがこの部分。
溶接加工されている。
H型支柱を地面より抜き取ると意外に簡単な構造。
溶接にものすごく手間がかかっているのだが、、、。
C鋼、パイプも収めればこんなにコンパクト。
展開すれば、これで7a分くらい。
H型支柱500本と40mを超えるコルゲート管22本がまだ圃場を占めている。
結局、培土等を乾燥させた後は撤去作業も楽で、
1週間くらいの余裕を持てばゆっくり作業ができた。

このH型支柱構造は水耕栽培にも使えそう。
噴霧系などはいかがだろうか?
というか、このH型支柱構造によって発泡スチロールなしのシステムが組める。
現在、これの使い道を模索している。




2012年6月11日月曜日

カラーピーマン 定植後72日目

やっと色付きが始まったのだろうか。
4月20日頃の実で、約53日目と思われる。

色付き始めたのは一部で、他はまだまだ青い。
満月を過ぎて(といっても梅雨空)、一段と樹が繁栄した。
土の状態も良好と思われる。  雑草を放ってるが、、、汗。
有用土着菌であるはんぺん菌や放線菌がすぐにコロニーを形成する。
キノコなども生えてくる。
土壌環境保持の有機施肥だけは毎日行っている。